2010年1月17日日曜日

本来の豊かさ


今日、地元の公民館でドキュメンタリー映画
「アレクセイと泉」監督:本橋成一、音楽:坂本龍一をみる。86年に起きたチェルノブイリの原発事故の近隣の村を2000年から追ったドキュメンタリー。50人の老人とアクセレイという一人の青年が小さな村で、ロシア政府からの立ち退きの勧告を聞かずに生きて行く話。この村の泉は100年前の水が出るらしく、原発事故による汚染も検出されずに住民にわき水を提供し続けている。住民は泉を守り、自然との共存、自給自足の生活を営んでいる。
今回の上映は、講演とセットで本橋監督の話も興味
深かった。厳戒な寒さの中、水を巡る住民たちの自然
を尊重する生き方に本当の豊かさを見たことをとつと
つと述べられていた。今回は16ミリフィルムでの
上映で、映像のアナログな素朴さが心地よかった。
また坂本龍一の音楽との絡みも素敵だった。

続いて、恵比寿のナディッフで行われたヨーゼフボイス
に関する、トークセッションに顔を出す。
会田誠×松陰浩之×モブノリオという豪華な顔ぶれ。
ここでも84年に来日したボイスのアートの思想を改めて聞いて、
自然を尊重するスタンスをシュナイダーの理念と重ね合わせて
語っていたのが印象に残る。来日以来、四半世紀をへてボイス
の思想が見直され、経済一辺倒の昨今の世界の価値観が、大不況を
経た今どのように変わって行くのか、はたまた変わらず
にインチキ臭い地球を守ろう的なスローガンだけが舞い続け、
経済に重きを置き続けるのかというのがとても興味深い。

そんなこんなで、現代の資本主義社会のなか都会に住み続ける
身に、感じられる豊かさについて考えさせられる一日だった。







2010年1月15日金曜日

アート周辺

新年も明けてだいぶたちます。
とりあえずおめでとうございます!
最近アートの周辺事情に興味を持っていて、
「現代アート入門の入門」(山口裕美)
という本を読む。
現代アートのチアリーダーをやっておられる方で、
現代アートを巷に浸透させるための活動をしてお
られる方。印象に残ったのが、80年代のニュウ
ペインティング
の勃興を支えた、女性たちを例に取り、日本でも
現代アートを支えるのは女性ではないのかと、日本
の未来を予測している部分。確かに家にいる時間も
長い女性は、家に置くアートにもうるさくて当然だし、
得意のおしゃべりというコミュニケーションツールで、
ネットワークを広める力があるのも女性である。
ブログやsnsの力も現代ではカウントできるが、やはり
相手の顔を見てするおしゃべりのほうが現実感として
残るのは当然ではないだろうか。
そういった意味でも、楽しいがあまり得意ではない女性
との関係作りもやって行きたいなと思う今日この頃です。







2009年12月16日水曜日

ヌード

家に帰って来てからの、寝る前。
朝起き抜けに、それから昼食後
この三つのタイミングで一日3本のウィンストン
6mgを吸う。
なんだか刑務所みたいだが、あんまり日常的な飽き
のこない贅沢なひと時です。

昨日は護国寺でオールムーヴィングのクロッキー会
があり、ある人に誘われて参加。ダンサーがヌードで
舞いそれを描くという趣旨だが、ダンサーの舞は速く
てとても静止画に定着出来ない。
ぼーっと見てると舞のストーリーに入り込み、舞踏の
鑑賞に。時に拍手したくなる様な姿にであい、なんだ
か下手な絵を描く気もしなくなってくる。
人間の身体がニスのきいた平らな木の床に突っ立って
る。それだけでロジカルだし、奇麗な風景だ。
シンプルで雑味が無い例えばキキスミスの彫刻を
見てるみたい。

ムーヴィングは面白い。

あっという間に、時間が来て、クロッキー会の方々と、
お酒を飲みに流れる。楽しいひと時を過ごし、めっきり
寒くなった家路へとつく。冷える為か帰り道が長く感
じられる。こんな冬の緊張感のなかでも家についての
一服は心地よい。










2009年11月21日土曜日

アートフェア初日

アートフェアの内覧会があった。

自分のブースの設置を4時に終え、8時まで70

のブースを散歩して回った。目にとまった絵に

足を向け、好きなものだけ集中して見る。

贅沢なひと時を過ごした。

若手が多く、不景気なので、全体的に安価な今回

のフェア、そのなかでうちのギャラリーのおいていた

草間弥生の40cm×20cmの水彩にうん百万の

値が付いていたり、アートの世界は恐ろしい。

終わりにGALLERY FURUYAのオーナーに

中華をご馳走になる。アートを熱く語るオーナー。

言葉の端々にプロの視点がひかり、飽きさせ

ないトークに引き込まれ時のたつのを忘れた。

気づいてみれば夜中になっていた。

アート漬けの一日だった。

2009年11月10日火曜日

鎌倉巡空

アートプロジェクト、「鎌倉巡空」を見に鎌倉へ。
長谷寺に設置されていた、加藤力さんの作品が面
白かった。寺の庭先に浮かんだ金のバルーンは、
長谷寺の巨大菩薩の顔の高さに浮かんでいる。
バルーンは空っぽだ。何か現代の日本の宗教に
たいしての空虚感がぽっかりと浮かんでいるようで
面白かった。


2009年11月4日水曜日

TCAF

11月21~23日に行われるアートイベントTCFA(http://jpn.tcaf.jp/)
にギャラリー古谷(http://gallery-furuya.com/)から出品することになり
ま した。 東京の現代アートシーンを盛り上げる、アートフェアです。皆さん
も ぜひ足を運んでみてください。

実際アート作品を買って家で鍋パーティーの話題にしてもよし、とおりすが
っ て声をかけてくれる だけもよしです。遊びましょう。

STAR



11月1日に埼玉県ときがわ町常平天文台でおこなわれたレイブパーティー"STAR"に行ってきました。

ステージ、ジャムセッション、朝焼け、風景、ご飯、、、どれをとっても最高のイベントでした。
朝まで踊り明かした。あまりにも気持ちのよい日の出に、生きててよかった!