目黒でのひと時

目黒にある、金柑画廊で知り合いの手塚さんのグループショウのクロージングパーティーへ。

面白い趣旨の展示で、なんと作家二人が蔵書を持ち込んで、即席の古本屋を立ち上げたのだ。

「近所の本」展。

もう一人の中島さんの蔵書もカルトなB級本満載で笑えた。日本全国のセーラー服をイラストで集めた本や、home sexと題された、いかれた写真の多い７０年代のセックス入門やらと賑やかだ。手塚さんの方はデザイン系のチョイスで往年のデザイナー、アーチストの本が棚をにぎわせていた。グラフィカルなVJも手塚さん。またここのオーナーが面白い人で、奥多摩でカヌーの先生をしながらギャラリーを経営してる。その人柄からか、駅からだいぶ離れたこの画廊も満員の盛況だった。おつまみと本を肴にしたトークとワイン。あっという間の３時間でした。

夢記

最近、週に一遍の周期で１８ｈくらい眠る。
睡眠の秋とかではなく、夏前からこうだ。
ただでさえ忙しくもない日常のなか、
こんなに動物のようでいいのかなと
ふと不安になったり。
１１７３年生まれの明恵上人は４０年にも及ぶ
夢想を記録した『夢記』などを書いてる。
『明恵上人和歌集』などがあるように和歌もた
しなんでいた。夢にこそ本当に大事なことがら
が現れるという信念のもとよ～く眠ったのだ。
たしかに毎朝の二度寝のレム睡眠時が最上
の時であることに疑いの余地はないのだ。
この快感をライフワークにした明恵上人
すごすぎます。

参考：明恵夢を生きる（河合隼雄）

kid

友達に子供が出来た。

いまだにママのお腹のなかだが。



サーフィン好きの二人。



スタイリッシュな子育に挑んで欲しい。

旦那のほうは、それどこじゃないって言ってたが（笑）。

nana

先日アーティストのA子さんと、新宿で待ち合わせる。
留学中のスペイン人二人と、日本の友達一人が来て、計5人。
その晩行き着いた先はゴールデン街のフラメンコのお店。
50年前にナナさんというカンタンテ（歌手）が開いたということで、
店の奥のほうに美しいナナさんの写真が額縁におさまる。
フラメンコの劇場、タブラオのような雰囲気で、マンサニージャ
というシェリーで乾杯。映画のセットか、悪い冗談のような完璧
な内装。ひと旅してきたようなお得感に満たされた夜でした。